例えると、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもなんですよ、選手って。
栄養とって大きく自分の能力を育てて、どう切るのか、どう下準備するのか頭で解って、で、そうできるようにならんといかんよ、それひっくるめて技術やでと。
でも、何の料理をつくるかチームの意志がばらばらだと、美味しい料理にはならんのよ。
おまえは、たまねぎなんやけど、いつもみじん切りでええとは限らんねん。
たまたまカレーが多いからごまかされとるけど、きちんと今日はカレーやと確認してから自分をみじん切りにせんと。いきなし今日はハヤシライスやったら、キミ何も考えなしにみじん切りになっとると、なにしてんねんってなるで。
玉ねぎのみじん切りの練習をただやってもだめですよ。カレーを作るぞ、そのためにみじん切りするよと。何作るか考えんと、みじん切りし終わった玉ねぎ抱えて、今日はこれ使ってなにつくろうかとなってしまうよと。みんなは肉じゃがになっとるかもしれんよ。
そりゃ、切れ味を良くすることも大事やし、速く切ることも大事なんやけど、良くする、早くするのがなんで必要なんか、君考えてますかと。みじん切りがいる時といらん時と、意識してますかと。
食材から料理を考えるのはコーチの仕事なんね。君らが一番美味しくなる料理はなんか、いっつも考えとるんよ。君ら選手はそやって決められた料理をしっかり作って、かつビックリする隠し味を工夫せないかんねん。隠し味ばかりやと、それは隠れとらんし、もはや別の料理になってしまうねんけど。
玉ねぎ微塵切リ、、ハンバーグかな。今日のご飯はなんだろう。
つづく