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2015年6月1日

U-10 その4

===U-10 その4===
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 いや、そんなんええねん、抜き方だけ教えたってや、もっと試合で活躍できるようにしたってや、もっとシュート打てるようにしたらんかい、いやまったく不徳のいたすところです。



 家庭教師をするとして、定期テストで良い点をとらせる、希望校に合格させる、大事ですけど、定期テストは決まった範囲からしかでないし、希望校に入ってからはなにするんですか、合格は目標ではなくて過程ですよ、目標を達成してくためのひとつの手段ですよと。

 学ぶことの楽しさを伝えていくのか、点を取るテクニックを教えていくのか、まあ親御さんが望むのは後者が多かったですけど。


 私らが接してる子らは、ただセレクションに受かるだけの子なのか、中学高校までしかサッカーをしない子なのか、成人してからも成長を続けその子の人生を生き抜いてく子なのか、お前はどこを見とるんやと。


 先をみて必要なことを伸ばしてくのか、それは後でもいいのか、どっちやねんと。


 いや、セレクトされへんかったらなんにもならんやんは、その集団には属せないは、まあそうなんですが。うかってからなんにもならんようにはならんように、うからんでもなんにかにはなるようにしてかないかんなあと。いやきちんと受からせることを考えるなら、むしろこっちだろの覚悟でやってますけど、えらいしんどい道ですね、この道は。


 ここにどうにもなっとらん小学生がおるとして、でもその子はサッカーが好きで好きでうまくなりたいと思ってて。
 その子が中学になってもいろんなことに浮気せんと、サッカーを好きで居続けさせてずーっとひたすら練習させることが指導者としてできるんやったら、その子はもう40になっとるかもしれんけど世界で一番のドリブラーになっとるかもしれん。30年もやらせれたらそれはすごいことやし、その子もきっとすごい子やねん。
 指導者をやるんやったら、それくらいの覚悟がないといかんねんって。ああ私のことなんかなあ、まだまだ伸びるっていわれたんやなあ、でもそんとき70になっとるやんって。


 よくある話ですが、ドリルくださいって客に、貴方がほしいのはほんまにドリルなんですかと。穴を開けたいんですか、穴が必要な何かを手に入れたいんですかと。貴方にホンマに必要なのは、穴でなくこの何かの方でないですか。もはやドリルはいらなくないですか。

 ゴールドラッシュで金を掘りに来た人につるはしを売れ商法は、自分がリスクを取らないのでこれが一番安全に儲かるんですが、それはちょっとねえ、です。


つづく