状況は後半で0-1。うちのGKが、キャッチしたボールを投げる。ボールはハーフウェイラインを超えて、左サイドあたりで弾み、タイセイのワンタッチでのシュートはドライブ気味にファーサイドネットに吸い込まれる。とてもきれいなシュート、Good。
ですが、本来はGKのオーバースローなので得点は認められず、相手GKスローからの再開(この日は習志野ルール。鷺沼ルール?)、のはずが審判が得点を認めキックオフを指示。
ここで、うちのチームの選手のほとんどが、えって顔をしたのを確認。やった本人たちは、これが本来認められる得点でないと認識してた、と。
一応、レフリーにオーバーだよと声をかけるも(この行動は警告対象?)、キックオフで再開。
試合は1-1でひきわけと。
で、これはかなり大事な局面だなと。
私の姿勢が選手に問われる場面、選手達のサッカー観やら人生観に大きく影響を与える場面だぞと。
こういったことも含めてサッカー、勝ち点こそすべて、もありで、むしろサッカー的には大正解と理解してます。じゃあそれを、私がするのか、選手にさせるのかと。
フェアがいいなと感じたので、そうしました。
まあ、清武がやってたから、というのが大きいですが。
■清武とハントのフェアプレーに対するあるスペイン人の感想
僕は彼に 「彼らの行為をバカだと思うか?それとも誠実な行為と思うか?」と質問しました。彼の答えがおもしろかったのはそのどちらでもなく 「勇気のある行為だと思う」 といったこと。
彼曰く 「実際、こういう対応をしないからといって批判することはできない。なぜなら自分も現役時代はそうだったから」 と断った上で
「ただ彼らは流れに身を任せることなく物事を変えていった」
「これは勇気だと」
自分の利益に身を任せて流れに乗っかるのではなく正しいことは正しいとものごとを変えることに勇気を感じたと。
よって、引き分けになりえた試合を、コーチが負けとしてしまいました。
以上、報告です。
矢野